2015年11月13日金曜日

スーパーロングロブシュート

前々回の投稿と同じチームで、またもすごいゴールが生まれた。得点者はまたもデンベレ。

↑カウンターの場面、デンベレはボールをもらう。

↑前に一人しかDFがいないところで、デンベレは大きく前に蹴りだす。

↑ファッ!と思ったらボールはGKの頭上を越えていく

↑ジャンプしても届かない。前に出すぎていたのか。

↑まさか入るはずが・・・入った!

別の角度から見た図。ハーフウェイライン手前からの超スーパーロングロブシュートが決まった。

こういうの、ロナウジーニョが決めたことあるよね。

これの二番目のやつ。四分くらいのとこの。

しかし、こういうのリアルでも滅多に見ないけど、FMでも滅多に見ない。はじめてじゃなければ数回しか見たことなかったと思う。

このフランス人のデンベレという選手、ひらめき、視野、テクニック、ロングショット、決定力がこのとき全部13以上あった。こいつ、レンタルで来てるんだけど、よく点をとってくれる。

普通はFWにレンタル選手なんて使わないんだけどね。なぜって活躍したFWはあとで高い値で売れるから、できるだけ自分の選手のがいい。今回はホームグロウンがついて能力たかいFWがフリーで見つからなかったのでレンタルですました。

で、これだけすごいゴールだったにもかかわらず、月間ベストゴールに選ばれなかった…

2015年11月12日木曜日

育成選手について 決定版

育成選手について、今までわかったことを書いておく。

以前、こう書いた。イングランドのクラブでプレーしていたときのだ。

育成選手とは、選手が21歳の誕生日きっかりを迎えるまでに、それまで3シーズン間イングランドか、うちのクラブで過ごさないといけない、というもの。外国人でも21になるまでイングランドで三シーズン間みっちり過ごした場合はイングランド育成選手になる。うちのクラブで三年間過ごした場合は、うちのクラブ育成選手となる。クラブ育成選手になった場合は、必然的にイングランド育成選手になる。

これ、正しいところと間違っているところがある。

まず、「イングランド」限定の部分は正しい。イングランド育成にしたい場合は、ウェールズやスコットランドで育成しては駄目だ。

それから、新しく獲得した国育成ステータスは21歳になるまでつかない。しかし、クラブ育成ステータスは三シーズン経過したらつく。このため、クラブ育成はついていても国育成はついてないということもあって、微妙に面倒くさい。これ、正確にはUEFAとリーグで規定が違うことあるので、各自確認よろしく。

上で「三年」ではなく「3シーズン」と書いたが、これには意味がある。すでに19歳になっている選手をとっても、育成選手になることがある。これは、厳密には三年ではなく、3シーズンが条件となっているからで、シーズン途中(1月とか)に加入しても1シーズン分とみなされるからだと思う。

事実、ツールで19歳の選手を3月に加入させてみたら、ちゃんと3シーズン後に育成がつくようになっていた。この選手は誕生日が9月なので、二年後三ヶ月の6月終わりの時点でまだぎりぎり21歳なのだ。ということは、21歳の誕生日までが条件なのではなくて、22歳の誕生日までということになる。

21歳の誕生日まで&三年間が本当の条件なら、19歳の選手が三年間で育成選手になれるわけがない。というか、18歳二ヶ月の選手でも入った時点で駄目だ。よって、本当の条件はこれだ。

1.20歳の誕生日をまだ迎えていない選手が、三シーズンの間一つのクラブか国に所属すること。2.最初の1シーズンはシーズン終了前の加入であればいつ入ってきても1シーズンとしてカウントする。3.22歳の誕生日を迎えるまでに1の条件をみたすこと。3の条件を満たすと、育成選手になる。2は補足。

このことの意味は、19歳の選手も獲得すれば育成選手にできるということだ。若手獲得は18歳までと決めていた人も多いと思うが、19歳も対象に含めていいわけだ。ただし、19歳の選手の場合、シーズン終了日後に誕生日がこないといけない。6月終わりがシーズン終了日なら、7月以降が誕生日でないといけない。

たとえば、誕生日が7月の19歳五ヶ月の選手が一年目の1月に加入して1シーズン分とされる半年を6月まで過ごす。二年目の7月に20歳になって、一年間過ごす。これで2シーズン分。三年目の7月に21歳になって、次の六月まで過ごす。これで3シーズン。この場合、途中ほかのクラブに行くと、少なくともクラブ育成はなくなる。

まとめると、シーズン途中加入で、選手の誕生日がシーズン終了後以降の場合、19歳でも二年半後に育成がつくということだ。

まだ18歳なのにローンで出していると育成選手になる可能性が消えることがあるので、シーズンの半端が許されるのは加入した一年目だけだと思う。いま、1月生まれのブラジル人が17歳で加入していて、18歳でニ年目ローン中なのだけれど、もう育成選手になる可能性が消えている。18になるシーズンで加入した場合、17-18、18-19、19-20、20-21歳のシーズンのうち3シーズンで育成つけないといけないので、17-19の2シーズンをローンにだしてしまうとダメなのだ。

ローンに出すと育成選手にするための期間が変わってくる。この法則は明文化できない。かなりややこしい要因で決まっているようだ。ローンに出した後も、いつ育成選手になるのかどうかチェックできるので、こまめにチェックするのがいい。一番いいのは、ローンに出さずにクラブで育成することだが。

あと、細かいことだが、データ上では0-21育成と、15-21育成の二種類ある。ほかに国育成とクラブ育成というのもある。0-21国育成の場合はその国の国籍と、国育成がつき、その国の代表選手になれる。15-21国育成の場合は国育成のみ。ユースから所属しているクラブには0-21育成がつき、21までに三年間すごしたクラブには15-21育成がつく。

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記憶にはないが、以前のFMと今のFMで条件が変わったかもしれない。当然上の話は最近のFMでの条件だ。

2015年11月11日水曜日

ワンツースリーは最強の戦術

2015で試合してたらすごいゴールが生まれた。いや、ゴール自体は普通だがそこまでのツナギが素晴らしかった。

五戦連続負け続けの状態で迎えたこの試合、前半で1-0とうちがリードの状態から右サイドの攻防
1.右サイドでうち(黄色)のSBが敵とマッチアップ

2.Egpoは敵にいったん抜かれるけれど追いかけてボールを奪って前にパス。

3.ボールをもらったうちの右サイドハーフは一回転しながら左にパスを出そうとする。ここで、一手前でパスをだしたEgpoが前にむかって走っているのに注意。


4.Ritchieのパスを受けるうちのAMC。敵の裏を狙っているEgpoにパスをだしたいがまだパスコースがない。


5.ボールを受けたZielinskiはそこで少しボールをキープして、Egpoが前にいく時間を稼ぎ、さらに敵二人のマークをひき付ける。ここでRitchieが裏に回り込んでいいるが、敵もそこのパスコースは切っている。が、逆にそのせいでEgpoはフリーになっている。


ZielinskiがEgpoにパスを出したところ。これでワンツーならずワンツースリーンの完成。このパス回しにしびれた。ここで、一手前のパスの出し手、Ritchieが前に走っていることに注目。一手前のEgpoの動きと一緒だね。


ボールをもらったEgpoがバイタルに走りこんだRitchieにパス。Egpoは敵二人を惹きつけていて、Ritchieはフリー。



ボールをもらったRitchieがちょっとドリブルしてうちのFWにラストパスを出すところ。デンベレは少し敵のマークを外していてフリーになっている。


Ritchieのパスをもらったデンベレ(フランス人の方)のシュート。これが決まって2-0となる。敵DFは前に二人いるが、なぜか一人は棒立ちで、一人は後ろを向いている。

で、これの何が素晴らしいかと言うと、SB、SH、AMCの三人によるワンツーならぬワンツースリーでラストパスまで行っているところ、しかも一回でなく、一回半も回している。ワンツースリーワンツー→FWという展開。

選手名で言うと、Egpo→Ritchie→Zielinski→Egpo→Ritchie
ポジで言うとSB→SH→AMC→SB→SH

よくバイエルンなんかがこういう三人バージョンのワンツーをやっている。これ、最強の戦術である。レアルでもバルサでもどんな強い相手でもこれで崩せる。専門家でないので細かいことは言えないが、ゾーンディフェンスがついていけないというか、どうしても一人をフリーにしてしまうのだと思う。

よく日本代表で、ワンツーはできるが三人目の動きがなくて詰まるというシーンを目にする。これ、かれこれ10年くらいそういう欠点を持っているわけだが、その理由はワンツースリーができないからだ。

上のシーンの五番目のところ、
ボールを受けたZielinskiはそこで少しボールをキープして、Egpoを前にいく時間を稼ぎ、さらに敵二人のマークをひき付ける。ここでRitchieが裏に回り込んでいいるが、敵もそこのパスコースは切っている。が、逆にそのせいでEgpoはフリーになっている。
この動きで敵をかなり抜いて結果バイタルまでボールを運べた。こういう三人がからんだ動きがあれば、どんな相手でも抜けるものである。

基本となる技術も高いってのはあるが、欧州のリーグで強いチームが勝ち続けられるのは、こういう動きを戦術に組み込んでいるからだ。とくにバルサショック以降、こういう細かいワンツーに取り組むチームが増えた。

FMはイングランドの縦ポンサッカーを基本としているという偏見がどうしても(ワタシに)あるが、このプレーを見て、今風のモダンなサッカーもできるんだということを改めて知った気がする。

(『アオアシ』6巻から。ちなみにこの巻の発売は2016年。このエントリーは2015年。2020年に画像追加。)

2015年11月10日火曜日

FM2016 2015からの変更点

ついに発売されたFM16。プレイした人からの情報がでてきた。以下は
http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/game/1443887280/l50
からの引用。

469 :名無しさんの野望:2015/11/09(月) 20:50:33.64 ID:mVKzJ1AS.net[1/3] >>462  基本的には2015から正常進化したって感じで、個人的には軽さが一番うれしい変化 
戦術の設定はちょっと変更されてる 
セットプレーの設定もよりビジュアル的に変化してたり  うれしいのは、CKやFKを左右どちらで行うかによって選手の配置を変えられるところかな 


470 :名無しさんの野望:2015/11/09(月) 20:58:26.82 ID:mVKzJ1AS.net[2/3] スタッフ検索では、フィルタにリザーブやユース(アンダー)の項目ができた  今まではユースのコーチやアシマネを探すときに、能力値で絞り込みをしたうえで  さらにシニアでしか雇えないのか、ユースでも働く気があるのか一人一人確認する必要があったけど  それがフィルタで絞り込みを出来るようになったから検索が楽になってる 
面倒だからちゃんと見てないけど、アシマネが対戦相手について  スタッフミーティングでいろいろアドバイスしてくれたりもするように 

471 :名無しさんの野望:2015/11/09(月) 21:12:09.18 ID:mVKzJ1AS.net[3/3] 今までのクラシックはTouchという名称に変わったっぽい  あと大きな変化だと、Create-a-Clubってモードが出来た 
 フルシミュレーション以外ちゃんとやってないからよくわからないけど、  どうもクラブをエディター使って、一から作り直すことができるみたい  例えば本拠地のある場所やらユニやらロゴを好きなように作りかえたり 
 所属する選手を入れ替えたり、選手のマスクデータなんかも好きに弄れるみたい  ここら辺はエディタを使ったことがないからわからないんだけど、エディタで出来てた事なのかな? 
 基本的に今までやってたフルシミュレーションをベースにやってるから、  他にも色々と変わってるのを気がついてないのかもしれないけど、良い形で進化してると思うよ
画像はこっちで入れておいた。

今までツール使わないとできなかったことができるようになったのはいいことだ。

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さて、おま国の件だが、制限をかいくぐって購入するには主に2つの方法があるようだ。

一つは、VPNを使って住所を偽装して購入する方法。簡単だが、利用規約に違反するという噂もある。これについてはここが詳しい。怖いっていう人もいるかしれんが、この程度のことでアカウント停止とかにはまずされないだろう。リージョン規制は大手メーカーの言い分をうけて導入したものであって、Valveの本来の方針ではなかったということも知っておいて損はない。

ふたつ目は、海外の代理店からキーを購入する方法。これについてはここが詳しい。ネットショップと値段はここで見られる。どこで買っても大した違いはないだろう。値段もsteamより安い。詐欺に合う心配もまずない。

二番目の方法は簡単だし、パソコンに詳しいとか詳しくないとか関係ない。この方法を知ってなお手が出せないとか言っている人ってなんなんだろうか?

日本からのアクセスでも購入できるようになった。

http://store.steampowered.com/app/378120/?l=japanese

2015年11月9日月曜日

FM2015総括

FM2013総括は書いたが2014の総括は書かなかったので、1ヴァージョン振りのまとめ感想になる。

2015で一番変わったのはインターフェース周りで、ほかは2014とあまり変わってない印象。タブが左にまとまって、使いやすくなったし、小さいモニターでもそんなに支障はなかった。

あと大きく変わったのは選手の文句への対処で、期限以内に選手を満足させないといけなくなった。これはとにかく面倒で、今作からはツール必須になったと言っていい。実際、選手の不満を解消するプレイには何の魅力もない。

あとは細かい変更。

マッチエンジンについては、これも2014から小さな変更だったので、14と15まとめて言うと、2013で見られたなんだか酷いプレイがなくなった。これはとても良い改良。13で大きくいじられたマッチエンジンの落とし所が15というところか。

あ、でもほかの人の日記みてると15はクソだったって言う意見も多いな。でも一番クソなのは13だったし、これでもマシになったんだけどなあ。クリアでバイタル飛ばすのもほとんどなくなったし。16では劇的に良くなっているらしいけどね、マッチエンジン。

あと、15では、これまでこのブログで紹介してきたフォーメーション毎の攻略法、この効果が少し薄れた。たとえば、4-4-2に対しては3-5-2が鉄板なのだが、失点数が増えて負けることが少し多くなった。全体的に失点数が増えたのかもしれないが、特定のフォメに対する攻略的なフォメの効果が少し薄れた(そう「思う」のではなく、そういう数字がはっきり出た)。相手の監督がうまく対処するようになったからかもしれないが。

ほか気になった点は、FKが異様によく決まりすぎるところくらいかな。あと、PKが異様に増えた。なんでもないファールでPK与えすぎなんだよFM15。前はきついタックルで相手が倒れないとPKはとられなかったのに、後ろから足出したくらいでとられるようになった。気になったので少し調べてみると、PKの数自体が増えたわけではないようだ。五試合に一つくらいで、そんなに多くない。が、PK取られるファールの質が今までとは違うし、審判も不用意にPKを与えているので、PKの数が増えたように思えるのだ。これは改善しておいてほしい点だ。

ほかには、すでに書いたことだけれど、もっと細かい戦術設定ができるようになればいいな、とは思う。現時点でFMは、有名クラブの戦術再現度はFIFAに圧倒的に負けているからな。2016以降はサンチェスのオフザボールの動きみたいなの再現できるようになればいいな…

お、すでにFM16のレポがでてきているので見られたい。これだ。

2015年11月8日日曜日

アレクシス・サンチェスのプレーを見習おう!

アレクシス・サンチェスの守備と攻撃の動画を見てシビレタので紹介したい

まずは守備から

前線からチェイスしてタックルでボールを奪うサンチェス。まず、つねに全力疾走で絶対に諦めないのがすごい。次に、完璧なタイミングで足をのばしてボール奪ってファールにもならないのがすごい。これ、足伸ばすタイミング完璧にわかってるってことだよね。こんな守備できるDF、Jにおるか?

次は攻撃

これ、オフの動きだけでゴールとるまで行っているのがすごい。まず、ボールもらうまで動くのやめないのがすごい。次に、自分の動きでDF惹きつけてDFの裏にボールもらうまでがセットになっているのがすごい。FWってこんな頭使う仕事だったんだ。こんなプレー、FMでは見ないぞ。

次はドリブル
これ、いろんなプレーの動画だけど、ドリブルがとくに目を引く。小柄だけど当たり負けしないし、粘り強い。よくいる「日本人は体が小さくてサッカーに向かない」という連中にはこの動画を見せてやりたい。

2015年11月7日土曜日

シャビの秘密

いまカタールリーグでプレイしているシャビだが、そのwikiを見ると面白い記事がのっていた。これ、NHKで放送された番組をもとに執筆されているらしい。引用しておく。

シャビは言う「サッカー選手に大切なのは肉体じゃない、頭脳だ!」[18]。 試合中、頻繁に首をすばやく横方向に振って周囲を確認する[18]。一試合平均で五百数十回も首を左右に振って周囲を確認している[18]。首を横に振って状況を確認して首を元の位置に戻すのにかけるのはわずか0.5秒程度[18]。たとえば、次のように首を振る。近くにいる選手にパスが渡った瞬間にすでに一度一瞬首を左に振り左側の状況を確認。次にその選手が自分にパスするためにボールを蹴った瞬間に右側に首を振り右側の状況を確認し、ボールを受け即座に次にパスする[18]。
シャビは言う「私にはピッチ上の全てが見えている」[18]。 シャビのピッチ上の状況把握力を確かめるために、ある位置から見た(ある視点から見た主観的な)画像を一瞬見て、ピッチを再現するボード(ピッチを上から見た図)に選手の位置を○印や×印で再現するというテスト(作業)をさせてみると、一般的なスペインリーグの選手が20人の選手のうち6人しか位置を正確に再現できないのに対して、シャビは20人のうち16人の位置を正確に配置できた[18]。つまり、シャビの頭脳ではピッチ上の敵・味方の選手たちの配置が、他のサッカー選手と比べものにならないほど正確に把握されているのである[18]。
また、シャビの頭脳の活動を測定してみると、プレー中、大脳基底核が動いている。比較として、日本の一般的なサッカー選手の頭脳の働きを調べてみると、大脳前頭前野がもっぱら働いている[18]。(大脳前頭前野が働いているというということは、まだ(いちいち)「理屈で考えている」ということである[18]。)
一方、シャビの頭脳で主に働いている大脳基底核について解説すると、大脳基底核には過去の経験が蓄積されている、と考えられている[18]。大脳基底核は、無意識下に動いているので、本人には思考しているという感覚は無い[18]。つまり、シャビは膨大な経験に裏付けられた「直感」によってプレーしているのである[18]。ちょうど天才的なプロ棋士が無数の棋譜を憶えていて、その中から理屈を超えて直感的に次の手を選ぶように、シャビは無数のパターンを記憶していて直感的に適切な一手を選んでいるのである[18]。
スペインにはプロ選手を養成するための特別なジュニアクラブがある(そしてそこでの練習は一般には公開しておらず秘密にされている)が、そこでは、子供たちに頭を使うサッカーのトレーニングをさせている[18]。例えばパスの練習ひとつをとっても、円形にジュニアを配置し相互にパスのトレーニングをする方法を行う場合でも、それぞれの子には、パスを受ける前に、もしボールを受けたら誰にパスをするのかあらかじめ幾通りにもイメージさせるようにし、そうしたトレーニングを日々毎日繰り返している[18]。決して、自分がパスを受けて持ってしまってから「次に誰にパスしようか?」などと考えるのではないのである[18]。まだパスが来ていないうちから、幾通りにも、自分にパスが来るパターンを思い描き、また自分がパスを受けた場合に誰に、どのようにパスするかについても幾通りにも思い描いているのである。こうすることで、スペインのジュニア選手ではサッカーのための頭脳が鍛えられているのである
シャビにはピッチ上の全選手が見えており、各選手やボールの動きが数手先まで見えており(予見しており)、ボールの通る場所にあらかじめ行くことができるので、敵のパスボールがあたかもシャビのところに吸い寄せられるようにシャビのものになる。無理矢理追いかけて奪い取っているというよりも、あらかじめボールの行き先が見えていてその場所に行っているのである。
相手のマークを一瞬で外す瞬発力、受けたボールをシンプルかつ的確にさばく状況判断力や高いパス技術など、洗練されたスキルを持つ世界最高の司令塔の一人。ボールキープ、ポジショニング、パスセンス、キックの精度、視野の広さ、どれもが世界最高クラスと言われ、それゆえ常にピッチ上で戦略の要となる。僅かなすきを見つけては針の穴を通すようにボールを送り、攻撃を加速させるスルーパスは圧巻の一言。常に相手DFの逆を突く意識でピッチを動き、ボールを奪われる場面など皆無に等しい。また、味方からパスを引き出す能力も高い。
結果として、ポゼッション(ボール支配率)の高いサッカーを実現している。敵選手はボールを奪えないことが多いのだ。それどころか、敵選手はボールに触れることすらできないことも多い。例えば味方同士で13回パスを行い、相手に一度も触れさせることもなくゴールする、ということも行う。(ブラジルのサッカーにあるような、独りの選手が自分だけでボールを保持して長距離ゴール前まで走りつづけ、独りでゴールしてしまおうというサッカーとは根本的に異なる) シャヴィはこうしたサッカーの要の役を果たしている。
スペイン語で「ティキ・タカ」と呼ばれている「パスの細かな連携によって組み立てるサッカー」「パスを受けると同時に次にパスすることを繰り返すことで組み立てるサッカー」では欠かせない存在。
ルーズボールへの対応にも秀でており、重要な局面でこぼれ球からの得点をいくつも重ねている。テクニック面が注目されがちだが、スタミナやけがの耐性にも優れている。また守備能力にも優れており、「相手からボールを奪い取る技術にも長けている」と考えられている。

18   NHK『もっと知りたい!ミラクルボディー』「サッカーW杯・スペイン編~FIFAワールドカップ直前!優勝候補のスペイン」シャビとイニエスタ 2014年6月10日(火) 21:00~21:50 放送

注18はNHKで流された番組。これはここここで見ることができる。

面白いと思ったのは、シャビは前頭前皮質ではなくて大脳基底核を使ってプレーしているというところ。脳のなかでもより原始的な大脳基底核を使うということは、記事にある通り、経験を基盤とした「考えない」プレーをしているということになる。それは「体で覚えた」プレーであって、一回一回考えるプレーではない。

すでに同じことを、ブラジルサッカーと現代の欧州サッカーの違いという話題で記事にしたが、その証拠となるような科学的分析がすでにあったことになる。試合見ていて分かるといえば分かることなのだが、Jリーグの選手とシャビのプレーでは、使っている脳からして違うのだ。そしてその違いは、子供の頃からの訓練の違いの積み重ねにほかならない。

2015年11月6日金曜日

労働許可証回避のための国籍取得について

イギリスなど、EU外の選手を獲得するには労働許可証が必要になる国がある。労働許可証がなければ練習試合にも参加できない。

EU国籍さえあればいいのだから、選手を数年間EU内のある国に送り込んで、その国の国籍を取得することで労働許可証問題が回避できる。

では、どの国がいいのかということだが、代表的な国はこれだ。

3年 ブルガリア 、セルビア (ゲーム内で数年経過後)、ジブラルタル
2年 スペイン(南米出身者のみ)

ベルギー・ポーランド・クロアチアは以前2年で国籍を取得できたが、最近のFMでは無理。

セルビアは、2017年現在において、EU加盟が実現していないし、今後もすぐに加盟はないという感じだ。しかし、ゲーム内では以前から開始後数年でEUに加盟するようになっている。ここは最短の3年で国籍が獲得できるし、クラブのレベルもそこそこ高い。ただし、ただ在籍するだけではダメで、トップチームが所属するリーグの公式戦に一定数出場する必要がある。

ブルガリアはすでにEUに加盟しているので、ゲーム開始時から使える。

南米出身者はスペイン国籍が2年で取得できる。おかげで、ブラジルやアルゼンチン国籍の選手はすぐにEU国籍が取得できるので便利だ。

3年で国籍が取得できると言っても、ローンで移籍しておく必要があるので、国籍を取得してもすぐに呼び戻せるとは限らない。また、1095日が経過した後に国籍を申請するので、書類手続きに一ヶ月ほどかかる。なので、最低でも3シーズン半から4シーズンかかるわけだ。

ローン移籍で国籍を獲得するので、その国のクラブとあらかじめ提携しておく必要がある。というか、国籍取得のためのアフィリエイトクラブを持っていない場合、労働許可証が降りない選手は獲得できないようになっている。

また、相手クラブの所属するリーグによって、ローン移籍数や外国人枠に制限があることがある。たとえばセルビア1部では試合に登録する外国人が4人以下でないといけない。2部だと2人まで。スペイン2部でも外国人は2人までしか登録できない。EU外の選手を獲得する場合、これらのことを念頭に置いておかないといけない。

2015年11月5日木曜日

FM2016でどのチーム・リーグで遊ぶ?

Youtubeを見ていると、もうFM2016関連の動画がでてきている。FMやってる人なら英語わかんなくても何言っているかわかると思う。

たとえばこれ、「FM2016でおすすめの5チーム」という動画。

今年からCLのセビージャ、今年からプレミアのボーンマス、ニューヨーク、そして新チームのうち、どれを選ぶ? そうそう、今回から新チーム作れるようになったんだよね。

同じ人の動画で、「FM2016でマイナーな5つのリーグ」
 
ジブラルタル、南アフリカ、中国、アルゼンチン、メキシコのリーグ。うーん・・・。ヨーロッパ以外のリーグはなあ。FM日記いろいろ見てるけど、UEFA外のリーグでやってるところ見たことないんだよな。Jでさえほとんどないし。自分でやるのはだるいけど、やってるとこは見てみたい。

同じ人がリヴァポでプレイしている動画もあげているので、気になる人はYoutubeチェックしてみるといいかもしれない。ま、ニコニコでただてるやゆっくり実況になれてしまうと、英語系のテンション高い実況は聞くのしんどいだけどな。

2015年11月4日水曜日

ニコ生で香川出た

ニコ生で香川出たのみんな見た?

http://live.nicovideo.jp/watch/lv240215301?ref=zero_mynicorepo

プレミア会員の人はTSでまだ見られるので、見ておいて損はない。香川は一時間くらいから。

いやあ楽しいね、これ。今週末のルールダービーで香川がゴールしたあとあの手の形するかどうかちゃんとチェックしよう!

監督がチームで嫌われる場合

モウリーニョの解任が話題になっている。正確にはまだ解任されていないが、解任されるのは時間の問題なので話題になっているわけだ。

なぜ時間の問題かというと、モウがチームメンバーから信頼されておらず、モウを解任に追い込むために選手たちがわざと負けている段階にあるからだ。これ、信じない人は別に信じなくてもいいが、一応あげとくとソースはこれとかこれ。ま、それなりにチェルシー見てきた人間にとってはいまさらな話だと思う。

さて、実はFMでも同じように、チームがわざと監督を解任させるよう負けるという状況が発生するようにちゃんと組み込まれている。これ、体験したことのある人いる? ワタシはある。これね、例えば、負けが混んでいる時、ボードが五試合のうち二勝しないと解任だという条件を出してくることがあるのよ。このとき、1勝して最後の一試合を迎えると、監督がチームに嫌われている場合、まず負けるようになっている。

なぜわざと負けたか分かるかって? 試合に勝って監督の続投が決まった場合、選手のモラルが最低になるんだよねw。これはじめて見てカラクリ分かった時には愕然としたよ。

とにかく、わざと負けられるのを回避するには、監督との関係が悪化していない選手(若手など)を起用するくらいしかない。負けが混む場合、選手が文句いいまくってそれに対処していたらワタシの場合、自動的に選手と関係が悪くなる。いや、負けが混んでいない場合でも普通は選手との仲は悪いので、あいつらは機会をうかがっているわけだ。これ、モウのケースまんまやな。

結局、一番いいのは、ゲームに勝ち続けることだ。勝ってると選手の造反など起こらない。それか、選手の関係の項目をツールでチェックして、監督との関係が悪化している選手は優先的に売り飛ばしてしまおう。

しかし、普通社員がわざと損を出すようにする会社とかありえないけど、サッカー選手というのは偉そうなもんだよなあ。全員文字通り首切って豚の餌にしたいわ。

2015年11月3日火曜日

1ブンデスリーガに旧東ドイツのクラブはいくつある?

ドイツのプロサッカーリーグ、ブンデスリーガは三部まであるが、今シーズンの一部所属クラブのうち、旧東ドイツのクラブはいくつあるか知っているだろうか?

若い人は東ドイツと聞いてもピンとこないと思うので、地図をあげておく。赤い部分が東ドイツね。南のバイエルン州は西所属なのに注意。東ドイツはドイツ全体の三分の一程度だったことがわかるだろう。バイエルンやシャルケ、ケルンやドルトムントは全部西側だというのは、ドイツに詳しい人にはすぐに分かるだろう。






2015−16シーズンのチーム本拠地の位置

はい、答えは0。ウォルフスブルクも旧西ドイツの地域だし、ヘルタも西ドイツ地区のベルリンが本拠だ。東ドイツ地区のベルリンが本拠のクラブは二部の1.FCウニオン・ベルリン(リンク先はwiki)だね。


Teilnehmende Vereine der 2. Bundesliga 2015/16

これが二部のクラブの本拠地の地図。ライプツィヒとベルリンの2クラブしか東のクラブははない。


Vereine der 3. Liga 2015/16

これが三部の地図。ここまできてやっと9クラブが旧東ドイツのクラブになる。古豪のディナモ・ドレスデンもここ。

というわけで、どうしてドイツは下部のリーグにも人気があるのか理解できる。旧東ドイツの人にとって地元のプロクラブは二部か三部にしかないわけだ。

詳しく経緯を知りたい人は、wikiのブンデスリーガのページから各クラブのwikiに飛んで、歴史を読めばいいと思う。ベルリナーFCディナモの記事なんかも面白い。21世紀以降サッカー関連のこうした記事が日本語で読めるようになったのはほんとうにいいことだ。

2015年11月2日月曜日

下部リーグからの成り上がり

FMのプレイの醍醐味の一つに、下部リーグからの成り上がりがある。これをするときに注意しないといけないいくつかのことがあるので、記しておきたい。

・無駄な選手を切る
下部リーグから成り上がるときは、たいていお金がない。なので、スタメンとして使えない選手に大金を支払ってはいけない。いくらPAが高い選手でも、下部リーグではほとんど成長しないので、将来性を見込んで獲得しても無駄だ。しかも、Hot Prospect以外で獲得すると、試合に出さないと不満を吐き出すので、チームにも置いておけなくなる。

ファイナンシャルフェアプレイ
最近のFMではファイナンシャルフェアプレイってのが各リーグでも導入されていて、年収の50パーまでしか給料に使えないという規制があったりする。ファイナンスの項目で確認できるので見ておきたい。これ、ボードが機械的に守るようになっているので、現有資産にかかわらず年収の50パーを超えるような選手の獲得はできなくなっている。選手を獲得する際にはこれを注意しないといけない。その年度の(まだ未定の)年収がどうやって計算されているのかは知らんが、選手を売ってもなぜか増えないことは確認した。

・ローン
いい選手は金がかかるので、ただで獲得できて無料でこき使えるローン制度を上手に活用しないといけない。リーグによってはローンについても規制があって、年間8ローンまでとかいうルールがあったりする。8ローンまでという場合、現状の選手に何人ローンの選手がいるかどうかとは関係なく、年間8人までローンで入ってこられるということ。期限前にローン終了してもその分はキャンセルされないが、逆に前年よりローンしている選手も今年の分にはカウントされない。

・いい選手を取る方法
いい選手はいいクラブにしか行こうとしない。いいクラブとは、名声があり、いい選手やいいコーチがいるクラブのこと。これ以外で無理に獲得する場合は、大金を払う必要がある。リーグを上昇した場合、そのリーグ基準のいい選手がクラブにいないと、選手獲得に苦労するわけだ。その場合、先にローンでいい選手を数人獲得しておくと、完全移籍によるいい選手の獲得が簡単になる。要するに、アシマネが「現実的に獲得可能な選手」としてリストアップする選手が増える。

・年俸総額の頭打ち問題
成り上がりプレイで一番困るのが、年俸総額をボードがあまりに低く設定してしまうということだ。これが原因で補強が進まず、いつまでたっても順位が下のまま、ということがよくある。これをツール使わずに解消する方法はない。このせいで延々と同じリーグでプレイするのはワタシはヤなので、ツールで年俸総額を変えてプレイしている。チート行為が嫌いな人は地道にプレイするしかないが、M気質な人にはそれがいいのかもしらん。

・資産をふやす方法
お金を増やすには、1.ホームゲームへの入場者数を増やす。2.選手を高いお金で売る。3.上のリーグに昇格する。などの方法がある。この中で一番確実で安定的なのが1の方法だ。ディナモ・ドレスデンみたいに下部でもファンがある程度多いチームは勝ち進んだり、成り上がっていったりすると順調に観客数ももっと増えていくはずなので、あまり問題はないだろう。問題は、ファンが少なく、球場も小さいクラブだ。これはどうしようもない。この場合、将来有望な安い若手をできるだけとって活躍させて高値で売る、くらいしか資産を増やす方法はない。とにかく球場を大きくする資金を獲得しないと、すぐにクラブの成長が頭打ちになる。なので、選手を売って得たお金でスタジアムを大きくしていこう。

・ボードへの要求はこまめに
そのまま。クラブの改善こそすべてなので、要求はこまめに行おう。

・上のリーグのレギュレーションをチェック
今年昇格するという場合、事前にすぐ上のリーグのレギュレーションをチェックしておこう。今のリーグのそれとかなり違う場合があり、その場合は大幅に選手を入れ替えないといけない。たとえば、イングランドのフットボールリーグ2からは国内育成選手が交代含めた18人のうち六人いないといけない。それを知らずに昇格した場合大変なことになる。え? もし試合日に国内育成選手が一人もいなかったらどうなるって? 怖くて試したことないです。

・クラブ育成選手
元の画像を表示
欧州カップ戦を目指す場合、クラブ育成枠を意識しておく必要がある。たとえば、四部からトップリーグにあがって、あがった次の年に欧州カップ戦出場権を獲得するというシナリオの場合、四年後にクラブ育成選手が必要になるわけだ。四年後を見越して、PAが最低130はある18歳以下の選手を獲得しておきたい。このとき、PAだけではなく、CAも見るようにしよう。どんなに成長してもCAは年間10くらいしか伸びない。四年間で40程度しか伸びないわけだ。いくらELでもCA90の選手を使うわけにはいかないので、18歳でCA50の選手をとってはいけない。あとあとも使うつもりなら、18でCA80程度が最低ラインになると思う。それに、PAの高い選手はすぐに売れるので、間違って獲得しても大したことはない。ただし怪我しやすい選手はNG。

・怪我
怪我しやすい選手をとってはいけない。メッシでさえも怪我しているときはサッカーできない。FM2015ではAMCの選手が異様に怪我しやすくなっていて、隠しパラの怪我しやすさが12あると使えない。まあ、後ろの選手ほど怪我しにくくなっているが、ハーフウェイラインより前に配置する選手で12以上ある場合はNGと考えるべき。後ろの場合、15以上あるとキツイ。

・下部リーグの追加
今からプレイするのがFM内で用意されている一番下のリーグなら、そのさらに下のリーグのカスタムデータを自分で追加しておいたほうがいい。選手層が厚くなる。詳しくは、ここのページを参照のこと。

2015年11月1日日曜日

過去の名プレイヤー2 中田英寿

中田ヒデは当時日本のマスコミからくっそ嫌われていて、アンチ記事をこぞって掲載していた。テレビでも叩かれまくり。いまでもニコニコや2ちゃんでアンチホンダとかアンチ香川がうじゃうじゃいるが、大手マスコミも同じようなレベルであった。しかもそれはヒデが引退するまで、つまり2006年W杯まで続いた。知らない人にはどーでもいいことかもしれないが、オレは絶対許さないし忘れない。

当時日本でヒデをまともに評価していたのはサッカー界の外では誰もいなかったと言っていい。ヒデが未だに日本に返ってこないのは当時日本では叩かれまくったせいとしか思えない。当時はサッカー界の発言力もマスコミ内で小さかったし、サッカーの世界を知っている人間がそもそもほとんどいなかった。日本で歴史のないスポーツをやってる生意気な若者が海外で億を稼ぐというので、大手マスコミには嫌われていたのだろう。

まあ、それはいいとして、パルマ在籍時の彼の能力。2003年、25歳。


AMCとしてかなりいい能力だね、CA150-160くらいかな。平均的に能力が高いのでDMCで使ってもOK。

ところで、これ、CM4日本語版のだね。ここに今でも記事が残っていて、そこからもってきた。試合がテキストから2Dになったときのだ。うわーテキストだったとか。ちょっと前のゲーム見ると、数年でいかにゲームが進化したか分かるなあ。



ヒデのデビュー戦の2ゴール。ローマに移ってからはベンチが多かったが、ユーベ戦などで点を決めて存在感を示していたので、パルマ時代の能力値もそんな下がってないんだろう。


俊さんのデータもあった。レッジーナ時代のだね。ヒデと比べるとフィジカルはないけど、テクニシャンで決定力もある。うーん、こんだけの選手がスットコとか行かないといけなかったのか…。やっぱ日本人選手の評価が低かったってのがあるんだろうなあ。

2015年10月31日土曜日

過去の名プレイヤー その1 スコールズ

はい、いきなりはじまった過去の名プレイヤーシリーズ。これは、過去の名プレイヤーをFMのデータで見てみよう、という趣旨のコーナーです。

一回目はスコールズね。


26歳のときのデータ。これ、2001年ときのくらいかな? ただ、FM自体は最近のもので、MODで入れてるんだと思う。データは過去のを参照しているんだろうけど。FMじゃなくてまだCMだった時代のやつ。

スコールズなのでパス精度が高いけど、シュートも動き出し含めてけっこういける口だね。ミドルもあるし。


FMじゃなくてCMで検索したら当時の画像まんまでてきた。97/98の。当時は項目少なかったんだね。能力は全盛期のに比べるとちょっとたりないくらいかな。というか、MFじゃなくてFWやんか。


動画見ると、プレイスタイルもMANUに合ってる、というか、スコールズがMANUのスタイルを作ってたと言った方がいいかな。ロングパスでサイドに出して攻める。まあ、精度が異常なんだけどスコールズの場合。

FM内でも比較的最近までいたプレイヤーなんだけど、オレ当時はサッカー見てなかったからなあ。実在選手もただのデータとしてしか見てなかった。当時サッカー見ていてFMプレイしていた人はスコールズ使ってプレイするの楽しかっただろうなあ。

スコールズのまとめはこちら

2015年10月18日日曜日

6-7でノリッチに負けた

6-7の試合できたのでアップしてみる。シュート本数はどちらも18。
このシーズン、守備がパリっとしなくていまんとこ4試合残してプレミア四位。去年は三位だったんだけど、今年は最後までCL圏争いに気が抜けない。でね、いまCLもでてるんだけど、準決勝でチェルシーと当たる。

なにがひどいかって、プレミアのほうは残り4試合のうち、五位のシティと暫定六位のリヴァポ戦がまだ残ってるってこと。こんなんじゃあCLに全力出せねえっつうの。

リアルでもプレミアがCLで勝てないって言われてるけど、問題は日程もあるんだけど、それよりプレミアがきつすぎるってことなんだよなあ。ゲームでも下位が強い強い。

優勝するチームならともかく、普通のチームはどうしても調子いい選手と悪い選手にわかれて、それを一軍と二軍にするもんなんだよね。で、プレミア勢はリーグを一軍でいって、欧州カップ戦を二軍で行くしかない。ゲーム内ではプレミア上位になるとCLやELはけっこうヌルゲーになるので、勝ち進むの行くのはけっこう簡単なんだけどね。が、リーグがきつすぎ。あ、6-7の試合はFAカップだけど。

2015年10月7日水曜日

近年のミランの歴史

本田のミラン批判発言が話題になっているので、近年のミランの歴史を振り返ってみた。


2006-07-15 カルチョ・スキャンダル⑪処分決定

2009年5月31日 元鹿島のレオナルド氏、ACミランの新監督就任へ

2011/05/10 「レオナルドはクソ野郎!」優勝を決めたミランMFガットゥーゾがサポと一緒に元監督(現インテル監督)を罵倒

2012/07/19 主力放出で衝撃のミラン、二転三転の噂と言葉を振り返る

2012/09/22 インザーギ氏がミラン監督と口論!「ばかにするのもいい加減にしろ」「引退したのはお前のせい」

2013年11月24日 低迷ミランにサポーター「激怒」

2014年02月15日 ミランMFカカのヒートマップ(ボローニャ戦)がマジでクソすぎる

2014/09/18 イタリア紙「本田ナシのミランは考えられない!」「真のリーダー」ケンモメンも驚きの掌返し

2015年1月25日 ミランDFメクセスが接触した選手の首を絞める暴挙 伊メディアも痛烈批判

2015/01/28 A.C. ミランのウルトラスが怒っている

2015年2月21日 本田圭佑、不調ミランの悪循環に気づく ブーイングが選手を苦しめる

2015/03/17 ガゼッタ紙は本田に両軍最低点の「4・5」 

2015年09月30日 不振の原因は誰に? ミランCEOが激怒「121億円使って違いが見えない」

2015年10月05日 本田圭佑が遂に不満爆発!ミランの監督、フロント、メディアに警告

2015年10月06日 ミランはなぜこうなった? 昨季のミハイロビッチとは雲泥の差


さすがに昔のはなかなかネットでも出てこない。でもまあとにかく、ミランってのがいつも誰かが怒っているクラブなので、本田の怒りの発言くらいたいしたことない、という気がしてきた。

このクラブ、試合見ててもわかるけど、クズ。ヘタしたら勝ち星売ってるくらいのことはしてるかもしれん。選手みんながやる気無くして、監督もクズしか呼べないとか、本当に異様だ。まあ、カルチョ・スキャンダルのときに解体しておくべきだったんだろうな。

2015年9月23日水曜日

GK川島のFM内での立ち位置

以前、あるFM系ブログの日本人選手の能力設定という記事で吉田がCA128/PA129、川島がCA118/PA130という設定になっていると話を見たことがあった。

実際、FM2015内での川島の能力はCA110台になっている。


まあ、FMの能力値設定が正確かどうかはおいておいて、GKでCA110台というのはどれくらいのものなのだろうか? 調べてみると、これはイングランド二部の下位のチームとか、フランスのリーグ2とかで一軍の能力値だ。ベルギーの一部でもスタメン扱いとしてはギリギリで、サブならまあ十分という能力。

ゲームとはいえFMはイギリス人による客観的評価を反映して能力値つけているので、これが欧州での川島の評価と思って間違いない。どう考えても欧州や南米のトップリーグの一部でプレイする能力値ではないし、欧州カップ戦に出れる能力値でもない。

2015年9月の時点で川島は無職のままだが、日本代表正GKという肩書が彼のプライドを評価以上に上げてしまっていることが原因じゃないかな。

ところで、有志制作のJのデータ見ると、J1の正GKはみんな川島より能力高く設定されてて草。まあ、一人ひとり数値設定しているわけじゃないだろうから適当になるのもわかるけど、日本のGKとかCA70くらいが正当な評価だと思う。Jの試合見てると、彼らのレベルのあまりにも低さが毎回よく分かる。

2015年9月21日月曜日

首位のクラブを入れ替えてゲームを始める方法

ちょっとこれを見てほしい。


2014-15シーズンのリーガBBVAの順位…よりも得点を見てほしい。上位2チームで228得点とっている。これ、リアルを反映したFMでも同じような傾向がある。

FMをやってると開始後何年もずっと同じメンツがリーグを制覇し続ける。これに飽きるという向きもあると思う。これを防ぐために取れる方法がいくつかある。

一つはクラックされたFMRTEなどを使って破壊したいクラブの資金をマイナスにしておく方法。与える負債は、クラブの価値としてゲーム上に表されている額だけあげてしまおう。これで、クラブは負債を0にするために選手を全部売らないといけなくなるか、破産して下位のリーグに落とされる。クラックされたツールはググレば出てくる。

もう一つは、複数のマネージャーを追加して破壊したいクラブの監督に就任させる。そして主要な選手をすべてクビにするか、売り払う。これだとクラブの資金はそれほど減らないが、それでも立て直すのに時間がかかる。そのあいだにクラブの名声が十分に落ちれば二度と上には上がってこれなくなる。追加した監督は用事を終えると辞任する。

ひとつ目の方法であるクラブの資金を減らした場合、その分の資金をほかのクラブに移してもいい。下位のリーグのクラブにとんでもない額のお金をあげてしまうと、そのクラブはどんどん下克上してトップリーグに上がってくることだろう。Jのクラブを複数強化してもいいし、どうせならアジアのクラブ全体を強化して、ACLが世界最高の舞台になるように調節しても楽しいかもしれない。その場合、ゲーム開始時に必要なだけのリーグと一緒に開始するのを忘れないようにしよう。

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さて、上の1の方法を実際にやってみたところ、ビッククラブの資産価値を減らすのはほぼ無理だということが判明した。どんなに資金をマイナスにしてみてもすぐ回復してしまう。2の方法で選手を全部売っぱらうのが一番いいかもしれない。

2015年9月20日日曜日

FMとプレミアの戦術的遅れについて

ライカールトさんがCLで勝てないプレミアのチームについて以下のように書いていた。
「プレミアリーグのチームは良くも悪くも一様であることが多い。彼らが欧州で結果を出したのは、金銭的な成功による選手の質の向上、もともど備わっていた11人による素早いハードワークと攻守の切り替えがサッカーの進化の流れと重なったからである可能性が高い。いわゆる偶然の産物。」
らいかーると「プレミアリーグ以外のチームでの選手のスプリント化がすすみ、もともともっていた戦術の多様性があいまって、走れて戦術的に戦えるチームが出てきている。例えば、アトレチコ・マドリー対バルセロナのように試合中にシステムが変わり、それに対応するみたいな。これが一様な戦術のチームにはなかなか難しい。もちろん、選手を入れかえることで、一様でないようにチームを変化させることはできる。プレミアリーグのチームが欧州で結果を残すためには、アーセナルがときどき自陣に撤退するように相手を観てサッカーができるかどうかにかかっている、、、。、気がする。それでも選手の質は間違いないので、押し通せる気がしないでもないが。」ここより
何度も言うようにFMはイギリス人が作っているので、プレミア的な戦術の遅れがゲームにも見られる。

具体的には、選手の能力値に「戦術理解」みたいな項目がないし、CPU監督の戦術やフォメ選択がすごく適当だったりする。試合中に攻撃時(ボール保持時)と守備時のフォメを変える設定とかもできないし、攻撃のコンビネーションプレイとかも戦術自体として設定がなく、選手のひらめきにまかせている。セットプレイもほうり込み時点の設定しかなく、二手目三手目の設定がない。

なんでこんな文句を言うかというと、欧州では、というかプレミア以外の欧州トップリーグでは守備時にも攻撃時にも細かい戦術を使ってやっているからだ。ここで言う戦術とは「決まり事」のことだと考えるとわかりやすい。見方や敵のある動きに対して一連の動きを次々と行うこと、これが戦術だ。

たとえば、守備のときの決まり事とは、以下の様なものだ。


これを見ると、4-4のラインでの守り方というのが完全に決まっていることがわかる。欧州では、プレミアでもたとえばチェルシーなんかではこういう守備をしている。

これのキモは、アタックする人とほかの人との連動にある。アタックはつねに一人で、カバーするほかの残りはきちんとスライドする。これが4-4の守りの基本となっている。ところが、FMではこういう統率のとれた守備をしない。まあそれでも、Jの守備なんかよりはずっといい守備をFMの選手はするのだが。

もちろん、守備に関してはこれ以外にも様々な方法がある。プレミアではFMみたいな個々人の能力に頼る守り方をするし、レヴァークーゼンではとにかくアタックするという守り方をする。こういうの、FMでも守備の基本姿勢として設定できるといいのにな。

さて、攻撃についても、やはり決まりごとがある。これ、2000年代前半には世界中でまだまだ攻撃は選手のひらめきにまかされていたのだが、現代ではオートマチックな動きで攻めるというのが多くなっている。2002年と2014年のW杯決勝を見比べるとこの変化は一目瞭然だと思う。

2014年W杯でブラジルがドイツに負けたのは、ドイツの組織的な攻撃にひらめきを頼りにするブラジルの攻撃と守備が耐えられなかったからだ。たとえ選手の能力に差があったとしても、あのレベルであんなに大量な失点をするというのは、戦術に根本的な欠陥があったということだ。というより、ブラジル側に戦術の欠如があった、という方が正しい。

これ、Jでもブラジル人監督や選手が結果を残せなくなっていることとも関係するのだが、それについていい記事がBlog版蹴閑ガゼッタにあった。「ブラジル人選手、監督が結果を残せなくなった理由」これだ。ここでは、現代ではオートマチックに高速化された攻撃が標準となってきているのに対し、ブラジルではまだ選手のひらめきまかせのサッカーをしているし、教えている、ということが書かれている。
そこまで高度に戦術化されたサッカーの中では、個人のコンビネーションとかアイデア、判断力といった「自由」が介在する余地は極めて少なく、と言うかむしろ判断が介在すると間に合わないレベルにまでオートマティズムが徹底されていると言って良いでしょう
同じことを日本で行われた川崎VSドルトムントの試合を見ていても思った。ドルトムントの攻撃も守備もオートマチックなのに対し、川崎は守備も攻撃もいちいち考えているようで、しかもその判断がすべてハズレている、という感じだった。時差と移動で疲れているのはシーズン中の川崎かってほど。ドルと川崎では選手の差以上に、やっているサッカーの質の差があった。「サッカー脳が大人と子供ぐらいの差がある」とのBlog版蹴閑ガゼッタさんの言葉は本質をついている。

攻撃や守備に決まりごとがあるかどうか、ボールつなぎや動きで決められた動きをしていればうまくいく、そういうことを練習でやっているかどうか、それが川崎とドルの差であり、ブラジルとドイツの差であり、プレミアとブンデス/セリアとの差である(守備に関してはプレミアもそれほど遅れてないが)。Jは問題外。Jでは組織的な守備を指導する監督は嫌われて解任されるくらいだから、オートマチックな攻撃を教えるような監督は今後も出てこない。

攻撃の戦術はハンドボールやバスケで発達していて、サッカーもそれを取り入れている。例えばこういうの

こういう組織的な動きを全員がイメージして共有する。こういうのを練習に組み込んでいるかどうかが現代的なサッカーかどうかの分岐点なわけだ。

冒頭で選手に「戦術理解」の項目がいると書いたのは、上のようなことを踏まえてのことだった。FMには設定している戦術の熟練度はあるが、それはチームとしてのである。これに対して、選手ごとに戦術に沿った動きをするかしないか、という違いはあってもいい。しかしそれは、守備にも攻撃にも戦術が設定できるということが前提になるが。

とにかく、いまのFMに戦術の多様性がないのは、これを読むだけでも明白だろう。クラシックモードという簡単なモードがあるんだから、普通のモードはもっと複雑な戦術設定ができるようになってもいいのだが…

2015年9月19日土曜日

FMにおけるFWの役割

今回はFWといポジションに求められること、というポイントについて書きたい。

サッカーというのは点を取らないと勝てないゲームなので、FWに求められるのは点をとることである。これがまず第一。サッカーの監督というのはFWが点を取れば解任されないが、点を取らなければ解任される。監督にとってFW以上に大切な選手はいないし、運命共同体の相手である。それほど、FWには点をとることが求められる。よく日本人選手が「欧州では点をとることが求められるし評価される」というけれど、そうでない日本が異常なだけ。FMでもFWの調子が悪くて解任された経験がある人がいるはず。

次にFWに求められるのは、ボールキープ力やラストパスを出せるかどうか、という能力になる。FWにはおおまかに言って二種類いて、点を取ることしかできないタイプと、それに加えてボールキープとかもできるタイプ、この2つである。Jには守備しかできないタイプのFWとかもいたが、これは例外。

ツートップの場合は、片方が純粋なストライカータイプ、片方はオールラウンダータイプにしてもいいが、ワントップの場合はオールラウンダータイプでないと詰む。2014/15のドルトムントでインモービレをワントップにしてチーム崩壊したのは、彼が純粋なSTタイプなのにボールキープを求められていたからである。

(FM2015でのインモービレの能力。チームワークやパスが低く視野が狭い。判断力も10とクソ。もたもたしてる間にボール取られるタイプ。隠し能力値はもっと低くてもいい)

同じように、2014/15のプレミアでゴール量産したオースティンをどのチームも引き抜かなかったのは、彼が純粋なSTタイプと見られているからだ。

(視野が10。ほかはそこそこなので使えるかもれしないのだが…)

さらに言えば、柿谷がバーゼルでベンチにすら座れないことが多いのは、やはり彼が純粋なSTタイプと見られているからだ。

(視野もあるしパスもうまいけど、運動量とチームワークがいまいちかな…)

もっともっと言えば、バロテッリがどのトップクラブでも大して活躍できなったのは、彼が純粋なSTタイプで、なおかつチームワークをせず運動量も少なかったからだ。FWのフィジカルというのはとても大切だが、それだけでは意味が無いということのよい例だ。

(バロの能力値。運動量とチームワークが死んでるw。でもこれでも能力値高すぎて、FM内では得点王とっちゃうんだよなあ・・・)

このように、現代サッカーではワントップのFWに求められる役割が増えている。はやりの「0トップ」とか言うのも、FWが中盤にまで降りてきてボール回しやキープに参加するというものだ。FWのキープ力とドリブル力、そしてパス力が以前よりはるかに要求されるようになっている。これはFMでも、ワントップで戦う場合に実感できると思う。

(0トップもできるテベスの能力値。ドリブル・パス・ロングシュート・運動量などの能力が高いので中盤でも使える)

FWが一人で前線でボールを持っても、ゴールまで遠い時は、仲間が上がるまでボールキープしてパスをだすか、ドリブルで突破するしかない。ただシュートがうまいってだけではワントップは務まらないわけだ。もちろん、チームが圧倒的に強い場合はつねにゴール前まで押し込めれるので、純粋なSTタイプをワントップにしていても問題ない。

(レヴァの能力値。キープできてパスも出せる。世界最高のFWの一人)

これ、日本代表とかでも典型的な問題としてあるよね。アジア相手だと純粋なSTタイプをワントップにおいていても問題ないが、南米や欧州の強豪と当たる場合はオールラウンダータイプを置かないとキツイわけだ。とはいえ、FWではなく、AMCの本田にボールキープの役割を当てて、FWは裏抜けタイプでもいい(2010南アフリカの場合)。純粋なSTしかFWにいない場合は、こうするしかない。AMCもボールキープできない場合は放り込みかサイドアタックしかない。

オールラウンダーのFWの例。トッティ

(37歳でこの能力。チームワーク・パスが高く、視野が20。)

FMではFWのプレイスタイルも重要だ。フィニッシュや動きに関するいいプレイスタイルを持っていると得点が増える。FM内で岡崎さんがブンデスで19得点とったときのデータを見てみよう(FM2015とはデータは違う)。


この画像はここからもらった。このデータの場合、「ダイレクトシュートをうつ」「スペースに飛び込む」「力強いシュートをうつ」あたりがいいのだと思う。とくにシュート能力と強靭さがある場合「強いシュートをうつ」は役にたつ。強いシュートを撃って枠に飛べばキーパーがキャッチできずにはじくので、ほかの誰かがつめていれば得点できる。それに、ミドルもこれがあるとキーパーが反応できない速度でボールが飛ぶのでよく決まる。

あとは、シュートがうまい選手には「カットインサイド」を覚えさせておくのがいい。これがあると、サイドでボールをもったときに切り込んでシュートしてくれる。

「ワンツー」もいい。これがあれば二人で崩せる。

ほかのプレイスタイルは一長一短だ。「プレイスショット」なんかは長の部分が大きいが、狙いすぎて止めらやすくなるということもある。選手によって吉と出るか凶と出るかがわかれるので、経験上確信できるときだけつけさせるのがいい。これは、ここであげていないフィニッシュに関するほかのすべてのプレイスタイルに当てはまる。

2015年9月18日金曜日

試合中の戦術変更について --中盤の攻防編--

試合中に戦術を変更しないと勝てない時がある。相手に少ないチャンスを決められて負けている場合ではなく、力負けしている時、つまり、中盤の競り合いで負けている時は、こちらによほどの強運がないときはそのまま負ける。そういう場合は、試合中の戦術の変更が意味を持ってくる。

一例として、たとえば以下の様なフォーメーションを相手リヴァプールが敷いてきた場合の時を考えてみよう。これは実際に管理人が対戦したフォメである。


一戦目、これに対して4-2-3-1で挑んで、1-4で負けた。この3-4-2-1は見て分かる通り、中央に選手を集めている。とくに中央の四人が前のめりにくるので、中央で負けてしまう。その結果、こちらはチャンスを作れず、相手はチャンスを多く作り、結果負けた。

さて、二戦目の前、少しだけ修正した。こちらの最終ラインの守備を変更した。CBのプレス設定を「Press much less」から「Press less」にし、一人をストッパー、もうひとりをカバー設定にした。これでCBの少なくとも一人は積極的にボールを奪いに行くはずだ。というのも、押し込まれた時、CBがJの選手みたいなディレイ守備しかせずに、シュートを撃たれるというシーンが多かったのでこういう変更が必要だった。この設定、CBの設定として基本的なものかもしれない。

さて、二戦目も4-2-3-1で試合をはじめると、やはり押し込まれる。やはり中盤でこちらの人数が足りず、ボールをなかなか奪えない。奪えた場合も、相手の中盤が厚いので前線にパスを回せないし、FWにパスをあずけてもあっというまに敵に囲まれて奪われてしまう。なので、細かい設定で「サイドから攻める」と「ダイレクトパスを多用する」を選んで採用。これで少しましになるが、前半は1-1で終わる。互角というか、チャンスの数ではこちらが負けている。

後半になっても状況が変わらなかったので、フォメを変更した。


変えたのはこれ、4-3-3。4-2-3-1からAMCをMCに下げ、DMCの片方を一つ前に出した。FWはDeep lyingの攻撃的にした。というのも、FWをサポート役にしておくと、一人で前線でボールを持った時も味方の上がりを待って、そのあいだにボールを奪われてしまっていたからだ。攻撃的にすると自分で攻めてくれる。FWが前線で孤立しがちなときは攻撃的にしておいたほうがいい。

さて、完全にカウンターサッカー仕様にしたこの戦術が当たる。あっという間に4-1にして、試合を決めた。やはり、AMCを下げて中央の守備にかける人数をあつくしたことで中盤の競り合いに勝てるようになったのが大きい。それに、ロングパス戦術もあたった。


結果5-2で勝利。ポゼで10パー負けたが勝った。FMの試合はやり直せばランダムで結果がかわるので有名だけれども、一戦目は負けるべくして負けたという気がしたし、二戦目のこの結果はえるべくしてえられたという気がする。はっきり言ってここでのリヴァポはかなり強く、選手能力的には互角だった。一戦目は戦術的に明らかに負けていたので試合にも負けたが、二戦目は戦術的に勝ったので試合にも勝った。やはり試合内容をフルで見て適宜に戦術変更するのはかなり意味がある。


すでにサッカーにおける中盤の重要性で書いたように、サッカーとは中盤の攻防である。これは、日本人がよく誤解しがちなように、中盤でボールを回すのがすべて、という意味ではなくて、中盤でのボールの奪い合いが試合の結果に直結する、という意味である。今回は、戦術変更で相手から中盤でボールを奪う回数を増やすことができた。ただし、そのまま中央で突破するのは無理だったので、ロングパスやサイドへの展開を多用して勝てた。中盤での勝負がすべてというのはこういうことだ。最終ラインでボールを奪うのはリスキーすぎるしミスが失点に直結する。つまり、中盤の中央だろうがサイドだろうがそこでボールを奪うことができなければ試合には勝てない。あとのツナギは状況に応じて変えればいい、つまり相手の弱いところから攻めればいい。

今回は、中盤を厚くしてボール回しを変えることで勝てたが、これはすべての試合に共通するメソッドであるのだ。



二戦目ハイライトをアップしておいた。

え? リセットでやり直してチャンピンズリーグ優勝してるんじゃねーよって? やり直しでもランダムな結果を選ぶのではなく、戦術的に練りなおして勝つ場合は、十分な満足感がえられる。これほんと。

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このブログは、 Football Manager という、サッカー馬鹿のための地味なシュミレーションゲームについてのブログです。あくまでも、現実のサッカーとは妄想レベルでしかつながっていませんので、ご注意ください。 Football Manager、略してFMは、サッカー経営...